Vol.485「気分」

フロントガラス越しの刺すような日光、クッキリした稜線の向こうに張り付いたパステルブルーの空とちぎれ雲。これぞ正しい夏!って感じの土曜日昼前、早めの昼食を済ませ庄原に向かった。

本日は農吉で某小売店の視察&商談。朝まで出荷作業で少し仮眠を取っただけなのでさすがに眠い。眠気覚ましにFMをかけると感じの良い曲が何曲か続き徐々に覚醒、今日の流れやゴールを色々考えていたら、あっという間に会社についた。先方予想到着時刻まで約30分、途中で思い付いた資料を印刷し、場を整え終わったころに先方が到着された。
来られたのは役員含む4名、初めに農吉の野菜販売事業について説明した。先方が先日放送の「そ~だったのカンパニー」をご覧になられていたのは有難かった。事前知識のある中での説明は理解が早く、概ね好意的に事業をとらえて頂いたようだった。その後は先方の要望や現状のオペレーションを伺い、実際の取引きに至るかどうかの接続点を探った。取引きの候補地は広島市内のまだ新しい話題の店舗、可能性はありそうだが詰めないといけない部分が結構あり再検討という形にした。
その後は、農吉自社農場とチーズ工房の視察をして、次回また打ち合わせの約束をして見送りしたのが16:00、3時間半の結構長丁場な視察&商談だった。

それから向原に引き返して、今度はまごやさいの仕事。「よし、さっさと帰ってバンバンやっつけるで!」と思っていたのは帰る途中までで、その後は睡魔との闘い。この感じ、その昔のbeからの帰り道と同じだなと思いながらなんとか帰宅。机に座ると左手にファイルの山。やることファイルはその後も順調に増え続け、ちょっと途方に暮れそうな感じ。認めたくないけど、もうひと踏ん張りが効かなくなってきたのかも。それでも締め切り順にファイルを並べたり、お気に入りの曲をかけて気力の向上を図るもあえなく撃沈。結局何も手を付けられずに夕食時間を迎えた。

夕食後、少し休んで再度机に着いてみた。網戸から入る風が結構冷たくなかなか良い感じで、鹿の見回りから帰ってきた妻の「今日は入っていないわよ」の報告に更にテンションUP。
ここ最近、夜な夜な田んぼに侵入して運動会をする鹿たちに手を焼いて、侵入想定場所を何度か補修するも止まらなかった。昨晩も鹿が侵入しており、その1頭を車のライトでずっと照らしていたら思いもよらなかったところから出ていき、これで場所を確定できた。そして昼に妻が補修したという次第。

そんな感じで気分も上がってきたし、もうちょっと仕事をしてみようかな。悔しそうな鹿の鳴き声が今日のBGM。

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