Vol.487「商」

ようやく梅雨らしい雨となるも終盤、昨年が強烈すぎて梅雨明けがかなり遅い(7/9:豪雨直後が梅雨明けだった)ような気がするが、調べてみると広島の梅雨明けは平年で7/21なのでほぼいつも通り。ちなみに梅雨入りは平年で6/7、こちらはかなり早い印象を持ってしまう。

農業も野菜販売も天気に大きく左右される商売。今回は雨で収穫できなかった野菜が結構あり出荷量が減少、週末にかけての大雨予報で飲食店は注文を控え気味で、全体的にこじんまりした商いとなった。
蛇足ながらまごやさいの販売の説明を少し。週3回のサイクルで回っており、出荷される予定の野菜を販売開始するのが日・火・木曜日の12:00から。飲食店からのみ注文を受け、この時点で販売サイトには「おそらく確実に出荷される野菜」のみを掲載するので野菜リスト数は少なめになる。それでも注文はそこそこ入り、翌早朝に注文状況を各農家に連絡している。

その情報を元に農家は畑に向かい野菜を収穫し、洗ったその足でまごやさいの集荷場(VAセンター)に持ち込まれてくる。持ち込まれた野菜は注文品だけでなく「これも採れたよ!」的な野菜も含まれ、その情報を随時販売サイトにUPしていく。ちなみに野菜リストの入力スタッフは2~3名、入力の傍らで入れ代わり立ち代わり農家さんがやってきて、スタッフが検品・計量・農薬使用の確認などを一人一人行うのでそれなりにバタバタとした状況となる。だいたい13:00ぐらいに入力が終わり、当初100程度だった野菜リスト数はその時点で220を超える。(前回実績/時期により変動あり)

この辺りから注文の第2波が来て、それから15:00ぐらいまで注文が続いていく。同時に個人向けの販売も開始(23:00締め切り)、以前は21:00~23:00ぐらいの第4波が注文のメイン時間帯だったが、どんどん前倒しになり(おそらく時間が遅いと売切れが多くなるためだと思われる)現状はこの第2波が注文の中心を占めるようになった。ネット上で注文が完結するので電話などは一切鳴らずFAXも来ず、ワイワイ言いながらパック詰めをするスタッフの声が室内に響くばかり。

パック詰めはだいたい16:00に終わり、その後は注文ごとに検品・箱詰めをしていく。業務の終了は18:00前後、その後も注文は取り続け翌2:00に締め切る。その後最終の検品・箱詰めを行い、配送車は5:00~5:30に出発し納品を終えて帰ってくるのが12:00前後、というのが一連の流れで、それが週3回まわっている。

と、ここまで書いて時間切れ。慌てて商談に出発し、帰ってきてパソコンの前に座ってみたが、当初何を書こうとしていたのか分からなくなってしまった。全くお恥ずかし限り。中断したら駄目ですね。

まあいい、今日の商談はなかなか面白かったので良しとしよう。昔、会社で職業適性の検査を受けた時に最もマッチしている職業が「法人営業」と出て、「企画職」や「事業管理職」を期待していた僕はがっかりしたものだけど、今となってはそれがちょっとした自信につながっていたりする。この商談、今後面白い展開になる可能性があり、何か進捗があったらまたご報告します!

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