3月の便り~まごやさいの畑から
2025年3月4日

悲劇は起こりました。まだ肌寒い晴れた日の昼前、いつものように畑に行くと何か様子が違う。キャベツが妙に痩せたような、、、よく見ると葉の大半が食べられています。あっ、やられた!奴らが来たのか。ほどなく、近くで「ギーッ」という鳴き声、加害者はヒヨドリです。昨年は来なかった(渡り鳥です)ので気を許していました。集団でやってきて一気に食べてしまいます。被害は高級食材サボイキャベツ3畝分、約300個。横に植えてあった子持ち高菜は全く食べられていないので、奴らにも好みがあるようです。さては?慌てて芽キャベツの畝に向かうとまさに食事中、近づこうとすると飛び立ち、近くの木にとまってギーギー、ギャーギャー。おい見つかったぞ、次はどこいく?と話し合っているもよう。このままでは全滅させられそうなので、急遽予定を変更し、不織布(薄く白い幅1m程の布で本来虫除けに使われる)を被害にあいそうな野菜の上にかけて回りました。すでに小松菜・菜花は一部やられており、奴らの“落とし物”があちこちに。ほんと、困ったものです。

そんなこんながありながら、長年の懸案であった農具置場の増設を行いました。増える一方の農業資材でゴチャゴチャ、整理しないと非効率極まりなし。横方向に2.5m拡張するため設計図(手書きですけど)やら資材の試算やらしていると、娘が「手伝おうか?」と奇跡の?申し出あり。鋼管をクランプという資材でつないで骨組みを作るのですが、結構重くて一人では大変なのでとても助かるのです。やる気もMax、ええところ見せようと張り切って作業してると「お父さん、こうした方がいいんじゃない?」と次々と指摘が。いちいち仰る通りで、ちょっと凹みました。2日間で無事完成。すっきり農具も整理され、効率も上がりそうです!


