2月の便り~まごやさいの畑から

いや、奇跡と言っても良いかも。野菜作りを始めてから15年、2月は計画を立てるのが主な仕事でした。というのも、畑には雪があり、もしくは融けてベチャベチャ、歩くと粘土を錬ったようになり、後に硬く締まってしまうので作業はご法度です。それが、今年は雨や雪がほとんど降らず、畑は良い感じで乾いています。もしや?と思って耕運してみると、全く問題なし。こんなこと初めてです。そうなら畝まで作っちゃおう!ということで、収穫を終えて放っておいたジャガイモや里芋の畝をリニューアル、いつでも植えられる状態にしました。

(上写真はマコモを植えていた畑。長く水を張っていたので耕運するのは無理だと思っていたのですが、何とこちらもできました。右半分はマコモを、左半分は里芋を植える予定。既に準備万端!)

もしかして、すぐに植えても出来ちゃうんじゃないか?って話は発展し、カブの種を蒔いてみることにしました。さすがに発芽の適温は下回ってしまうので、べた掛け(不織布を種蒔き後に敷く)&ビニールのトンネルを設置し、日中温度が上がるようにして発芽を促します。上手くいけば表彰ものかもね、などと軽口を叩いてみたり。
一方で、地元では早くも夏の水不足の声が上がっています。この時期降った雪が夏の水を支えている、とは大ベテランの弁。川の水がほぼ干上がった10数年前の記憶がよみがえります。こうなると大参事、それだけは勘弁して欲しいです。まさに天気次第の農業ここにあり、です

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