4月の便り~まごやさいの畑から

4月初め頃は収穫するものはあまりなく、種まきや植え付け、その為の畝作りが主な作業となります。

そんな中、耕作放棄地だった近くの田んぼをお借りして畑にすることにしました。幸い昨年末に草刈りはしてあったので、畑の外側に沿った排水用の溝作りからスタートです。縦に長い圃場で50m強をスコップと平鍬(①)、鋤簾(②)を使ってひたすら幅広の溝を作っていきます。(隣の畑の石垣が近く機械が使えず、泣)6時間ほどで完成しました。
 
次は、トラクター(④)を使って全面的に耕運です。草刈りがしてあるとはいえ、根はびっしりとはびこっており、何度も行ったり来たりしながら混ぜていきます。結構凹凸があり、それを均すため刃の逆回転も使いながら、土を細かくしていきます。水気が非常に多い場所があり、そこは今回耕運しないことに。水気が多い状態で混ぜると練ったようになり、その後カチカチに固まって野菜ができない土になってしまいます。もう少し待ってしっかり乾いてから改めて耕運します。
  
その後は畝作りです。棒と巻き尺を使って線を引き、それに沿って管理機(⑤)で浅い溝を作っていきます。両サイドに土が飛ばされるようになっており、溝の横に土が盛り上がって畝となります。50mの溝上げするのに15分ほど、手作業との差に啞然です。今回は6本の畝ができました。そこにたい肥を入れていきます。近くの畑から一輪車で運び、1畝につき2車分ほどをスコップで移していきます。それが終わると次はミニ耕運機(⑥)の登場です。畝の上に乗り入れ耕運して土を更に細かくしていきます。たい肥も一緒に混ざり、ふかふか2歩手前ぐらいになりました。最後にレイキ(③)で畝を均して完成です。今後野菜を作り続けながら良い土にしていきます。

2日ほど土を落ち着かせ、今回はジャガイモを2種類(アンデスレッド・シャドークイーン)植え付けました。土寄せ2回、草取り2回を経て収穫予定は6月末です。

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